近年、世の中はお笑いブームに包まれている。
子供間の流行り物になりみんな真似をし出し、ある意味真似されたら売れている証拠だろう。
今回はそんなブーム真っ只中のお笑い芸人の中から、今後更に人気が出るであろう芸人達をピックアップしていこう。
ブルゾンちえみ/ワタナベエンターテインメント
生年月日 1990年8月3日
出身地 岡山県
血液型 AB型
身長 155cm
最終学歴 島根大学教育学部中退
出身 ワタナベエンターテインメントカレッジ(2015年9月卒業)
トリオ名 ブルゾンちえみwith B
芸風 漫談、コント
今やだれもが知る【35億】でブレイク、現在は芸人の傍ら女優デビューも果たしている。
テレビの地上波初出演は『パチFUN!』(テレビ愛知、長野放送、テレビ埼玉、千葉テレビ、サンテレビ、群馬テレビ、とちテレ、三重テレビ放送、北陸朝日放送、アミンチュてれびBBCにて2016年2月3日 – 2月24日に放送)。その後、『新しい波24』(フジテレビ、2016年12月27日放送)を経て、『ぐるナイ!おもしろ荘 若手にチャンスを頂戴今年も誰か売れてSP』(日本テレビ、2017年1月1日放送)で「ブルゾンちえみ with B」として出演し、この回の優勝者に選ばれ、これをきっかけにテレビやメディアへの出演を増やしている。
2017年のR-1ぐらんぷりにて初の決勝進出。決勝ファーストステージCブロックに登場したブルゾンはキャリアウーマンネタを披露するも、ネタを途中で飛ばしてしまうというアクシデントに見舞われた。その後、「お茶の間投票」では最多の44%を集めるも、審査員票は伸びずファイナルステージ進出を逃した
アキラ100%/SMA
本名 大橋 彰(おおはし あきら)
ニックネーム アキパー
生年月日 1974年8月15日(42歳)
血液型 A型
身長 170cm
最終学歴 駿河台大学
出身 埼玉県秩父市
コンビ名 タンバリン(2005年 – 2010年)
相方 新田裕樹(コンビ時代)
芸風 一人コント
・「絶対見せないdeSHOW」のネタを持ち、2017年のR-1ぐらんぷりでは決勝までこのネタを演じた[17]。元々この裸芸はコンビ『タンバリン』の時代に既にやっていたものでもあり、これをピンネタにしたものである[14]。これを始めたきっかけとなったのは2015年の山-1グランプリ(日本テレビ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」の企画)であり、宴会芸を見せるオーディションだったがその時は何も思いつかず、悩み抜いた末に披露したのが丸腰刑事のネタだった[4]。お盆は100円ショップで調達した15枚を使い回していた。(製造中止になったために買い足せないとのこと)[14]。その後、自身がゲスト出演した関西テレビの番組「マルコポロリ」(2017年5月21日放送分)において、番組側が関西中に残っていた同タイプのお盆18枚を買い足した[18]。「絶対見せないdeSHOW」では金色の大きな蝶ネクタイを着用している。
メイプル超合金/サンミュージック
ンバー 安藤なつ
カズレーザー
結成年 2012年
事務所 サンミュージックプロダクション
活動時期 2012年8月 –
旧コンビ名 ぷち観音(安藤)
フルハウス(カズレーザー)
現在の活動状況 ライブ、テレビ
芸種 漫才
・ネタは主に漫才で、ネタ作成は主にカズレーザーが担当。カズレーザー曰く「理想は読んで面白いネタで、自分たちは外見が濃いので、その分ネタのインパクトは控えめにと思っている」とのこと。ネタの前にはカズレーザーが「ジークジオン!」と言って舞台に入るが、これは景気のいい言葉を言いたいからだそうである。また過去には「セシルマクビー!」「ガールネクストドア!」などの言葉も存在した。カズレーザーが安藤に「どうした、この○○(『○○』には『平均体重底上げ担当大臣』『女装した冷蔵庫』『俺の最寄りの化け物』などのフレーズが入る)」と言ってネタが始まる。
そしてネタの最後は「こんなにメチャクチャにしてどう思ってんだよ」(安藤)「(若干腰を落とし、左手を腰の所に構え、右手を顔の高さまで上げたポーズを取り)手ごたえあり!」(カズレーザー)「(横綱土俵入りのようなポーズで)もういや〜! ハイ」(安藤)「(2人一緒に、両手を体の前に構えたポーズで)ブパパブパパブパパ~」と言った後、カズレーザーがしばらく話をして「現場からは以上です」(カズレーザー)「どうもありがとうございましたー」(安藤)で締める、というパターンが主となっている。この一連の流れはカズレーザーが決めたとのことで、「『ジークジオン!』は自分で一番景気がいい言葉だと思って選んだ。締めの台詞(ブパパ〜)はオチのつけ方が解らない中で苦し紛れに発したのが最初で、ドリフ大爆笑はあまり意識してなかった」と話している。
カミナリ/グレープカンパニー
メンバー 竹内まなぶ
石田たくみ
結成年 2011年
事務所 グレープカンパニー
活動時期 2011年4月 –
出身 茨城県
出会い 幼馴染み同士
現在の活動状況 ライブ・テレビ・ラジオ
芸種 漫才・コント
・最初は主にコントをに行っていたが、2015年のM-1グランプリ出場をきっかけに漫才も始め、これがウケたことで漫才を主流にシフトして行った。最初、マネージャーからもらったサンドウィッチマンのネタの台本を手本として、これを真似するように標準語で行っていたが、台詞に感情がこもってなかったことに気付き、普段お互いが会話するようなスタイルに変えた。また事務所の先輩の永野にも「地元の友達が笑うようなネタを作ればいい」というアドバイスをもらうなど、教えてもらったことが多かったという。このように茨城弁での喋りを展開、「どつきツッコミ」が特徴とするものが多い。どつきツッコミを始めたきっかけは、2014年に地元・茨城で行った単独ライブでウケないのが続いたことで、これに痺れを切らした石田が、漫才中に竹内がずっとアゴを出していたのを見て「そういえばアゴ出てんなあ!」とツッコんで竹内の頭を思い切り叩いた所、大ウケしたことで以後続けているという。ただ竹内によると、叩かれている部分の頭の反対側の生え際がちょっと禿げて来たという。同じ事務所の先輩のサンドウィッチマンも、カミナリのことを気に入っている所がある。
ゆんぼだんぷ/松竹芸能
メンバー カシューナッツ
藤原大輔
結成年 2008年1月 –
事務所 松竹芸能
出身 松竹芸能大阪養成所
旧コンビ名 百足
芸種 漫才、コント、音ネタ
・大阪に居た頃は漫才や、顔が大きくなるという奇術など余興も演じていたが、東京に拠点を移した年(2015年)の4月2日に出演した『博士と助手〜細かすぎて伝わらないモノマネ選手権〜』(フジテレビ)で、霧吹きで水を吹きかけたお互いの腹を打ち付け合う「まるで鏡のような水面に雨の雫が一滴落ちる音」や、ヘアムースをお互いの腹に塗って打ち付け合う「一面真っ白な銀世界でフカフカの新雪の上に体ごと飛び込む音」という音ネタを演じ、この回の1位に選ばれ、以後こういった二人の太鼓腹を活かした「癒し音」と言われる音ネタを演じることが多くなっている。この他には、腹を筒で吸い込み鳴らす「スコットランドの自然の中で芳醇な香りのスコッチ・ウイスキーの樽の栓を開ける音」、アルミ板を使っての「1947年、アメリカに突然やって来たUFOが飛行する音」など10数曲がある。この一連のネタが出来たのは2014年の秋頃で、そのきっかけは、二人でサウナに入っている時に仕事が決まった一報を聞き、二人でハイタッチしようとしたら腹が当たって音が出たことからだったという。ネタは音を先に作り、タイトルは後から付ける。ネタ探しはホームセンターに行って色々な物を腹に当て、いい音が出るかどうか試し続けてネタを作っているという。二人とも身長が同じでへその位置も同じであることからネタがやりやすいという。
役割は、藤原がバチで、カシューナッツが太鼓だという。胃が空でないと良い音が出ないということで、出番前には何も食べず、また筋肉を付けないように電車内では座席に座るように心がけているという。体重が90kgを下回った時には“ゆんぼだんぷ退団”というルールを設けているという。なお、宴会芸については40を超えるネタを持っているという。
音ネタでは「音にこだわりが強いカリスマ音職人 大河内・鈴木」というキャラクターで登場することもある。
安田大サーカスHIROを筆頭に、松竹芸能の相撲好き芸人で2015年に結成された『松竹相撲部』のメンバーに名を連ねている。
まとめ
お笑い界でも近年は音ネタブームだったが、王道のコントや漫才で売れている芸人も多い。
もちろん、前回のブームから世代のサイクルが一回りし、若者にとって身近に感じやすい同世代の芸人がまとまって取り上げられることもある。
2010年代に入るとネタ番組が次々に終了し、毎週レギュラー番組がほぼ全滅した(唯一残っていたと言っていいNHK『オンバト+』も2014年3月に終了した)。一方『アメトーーク!』(テレビ朝日)を筆頭とするトーク力を試される番組が目立つようになり、芸人の淘汰が起きている。
雛壇芸人・ガヤ芸人などと呼ばれる主に中堅の芸人が多くの注目を集めるようになり、2000年代のブームからは明らかに変質している。またネタ番組ブームの終了と前後してブレークしたオードリー・NON STYLE・ピースらは第五世代に属しており、同時期には第四世代に属する有吉弘行やTKOといった面々もブレークしている。
余談だが、筆者一押しはゆんぼだんぷの裸ネタである。
是非ともご覧頂きたい。